2016年11月23日水曜日

お手当について






先週金曜から日曜迄福岡講習会でした。
何時ものメンバーと新しい参加者とで会場いっぱい。
伝統楊式太極拳の持ち味と風格は特別なものです。
体操的な又弛緩してしまって緩める事の根本的な相違を正さなければ拳が存在しない。

全て縁でしょう、出会わなければ正流な拳に出会っていない。
中国の老師が言っていた、中国も太極拳界の希望がないと。
経済成長と共にやらなくなった時期が続いて、先人が確り守った文化を継承出来ていない。
高度成長と共に健康を害する人が多くなっている現実。
自国の素晴らしい文化遺産に目を向け見直されつつあるが、先人の遺産を受け継いでいる人がいるか、が問題だ!
中国の正流を日本で根付かせたい思いでの楊式20年、その種が各地で根付き始めている事を実感する。
福岡講習会も嬉しかった。皆が良さを分かり出してきました。

私は身内の事で講習会早めに切り上げ空港に向かった。
ここでも対応に大変御世話になった。
各地に拳友がいることは心強い。
その中で食事療法に努力している女性からアドバイスを頂いた。紹介します。


【梅醤番茶】

陰性の症状全般に対して素晴らしい即効性がありますが、これは、材料の梅干し、醤油、生姜、番茶の有効成分が相乗的に聞くからです。

梅干し…肝臓
醤油…腎臓
番茶…心臓
生姜…肺大腸

梅干しや生姜の成分が血液を浄化し、痛みを和らげます。
そこに醤油と梅干しの塩分が入り、血中のヘモグロビンを活性化させて、身体の隅々まで酸素を運びます。

PHバランスを整え、腸や心臓の働きを活発にして、免疫力やバランスを整え、身体の底力を高めます。

陰性の症状(貧血、頻尿)にとくに有効ですが、身体全体のバランスを整えてくれるので、自律神経の乱れにも効果があります。

飲みすぎは禁物です。毎朝、1杯でいいと思います。
身体が受け付けない時は、飲まなくていいです。


【鉄火みそ】

食箋における基本食です。

人参、ごぼう、レンコンに味噌と生姜、ごま油を用いて、長時間とろ火で炒って作られているため、陰陽の力が、身体によい作用をもたらします。
毎日小さじ1杯ずつ、ご飯にかけていただきます。


【酢生姜について】

酢は強い陰性です。
卵を酢につけていると、殻が解けてしまうように、酢はたんぱく質を分解します。血液はたんぱく質でできているので、血球を溶かすを言われています。
貧血、冷え性の女性にはおすすめしません。

また、生姜も、身体を温めると言いわれていますが、私が勉強した理論では陰性です。
生姜を食べると、毛穴が開き汗が放出されます。
これは陰性の作用であり、一時的にはあったまりますが身体の中は冷えてしまうとかんがえます。

根菜や味噌など、身体を芯から温めてくれるものと一緒にとれば、中からと外からと同時に身体を温められるので、そういう使い方をされたほうがいいと思います。

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