2014年10月25日土曜日

鹿児島講習会


亡き父が叱った言葉が蘇ってきた。
亡き父の年に近づく年になっていた。
「腹を括って生きて見ろ!生きる事にあれこれと理屈をつけるものでない。
人への厚い情けと細やかな心配りが見えないか? 見えたら真似な。」
と身に付けた、人生訓かな、宝にしている叱咤の言葉。

太極拳や空手道日々の中で、俺はなんのために、こんな辛い事しているのだろうか!
など苦労知らずが使うセリフ?
苦しさから逃げるため体から投げかける疑問でしょうか?

「何のため?」これを考えると人は何も出来なくなってしまう。
まれに体が悲鳴あげる事を苦とも思わぬ者もいる。
いくら空手道の練習が辛くても幸せを感じる者もいる。
その感覚が純粋に心の底から溢れでる者、この馬鹿だけが真髄を体得するのかもしれない。
若い頃真剣に身に付いた知識や技は、血肉となって五体、五感に刻まれて失われる事はない。
鉄は熱い内に打て! 気持ちは感じた時に打ち込め!
と若い頃の激しさが懐かしい。


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